初心者におけるキューブアクション
久々に更新しますか・・・もはや恒例となっているような言い訳タイムを。
最近は多く対戦してみよう、と思って対戦ばっかりしていました。解析ばっかりしていて対戦する感覚がなくなっていってるのではないか、今まで考えてきたことが合っているのか等を思うことが多くなったので。あとは単純に対戦を楽しみたかったので。
最初に結論を。初心者だったら
・キューブが来たら基本的にテイク
・だけどアンカーがないもしくは崩れそうならパス
・キューブを使うタイミングはご自由に
です。
自分はまだまだそんなに強くない、そして何よりもキューブアクションについてよく分からないのであんまり複数ポイントマッチはやりたくないんですよね・・・ただ実際のところ5ポイントマッチや11ポイントマッチの大会が多かったりするのでそうは言っていられないんですよ。
なので現時点でのキューブについての考え方と基本方針を書いていきたいと思います。
前提として
対戦相手は自分より格上
があります。初心者同士でない限り対戦相手は格上ですし、バックギャモンはまだ新規参入者が少ない世界なので初心者同士が対戦することはあんまりないのかなと思います。
バックギャモンは実力が反映されるゲームなので格上相手だと1ゲームの勝率は40%くらいになります。結構勝てるのでは???と思うのですがあくまで1ゲームであって、5ポイントマッチだと大体3ゲーム以上は対戦するので勝率40%だと1ゲームくらいは勝てても対戦自体に勝つ確率はそんなに高くないです。なので短期決戦を目指す必要があるので
・キューブは早め
・ほとんどの場合でテイク
が基本方針です。ここまでの考え方は前にも書いたような?気がします。
そして最近悩んでいたのがテイクなのかパスなのかは何で判断したらいいのか?
なんですけどこれは
ギャモン負けしそうならパス、しなさそうならテイク
です。ギャモン負けしちゃうと逆転する可能性が一気に下がってしまうので。
そしてギャモン負けしそうかどうかはアンカーの状態によります。
・アンカーがないならギャモン負けする可能性が高い
・アンカーが崩れそうならギャモン負けする可能性が高い
で良さそうです。ざーーーっくりした判断ですが、大きくは外していないような気がするのでしばらくはこの判断基準を採用することにしています。
なんで上記の基準になったか、というとそもそもバックギャモンの場面は4つに分けることができて
トゥーグッド/パス
ダブル/パス
ダブル/テイク
ノーダブル/テイク
があり、ダブル/パスとダブル/テイクのテイクパスの判断基準は
勝率が25%以上ならテイク、25%以下ならパス
らしいです。「らしい」と書いたのは数学的な根拠があるっぽいんですけどよく分からかったんですよね。。。ただよく聞く理屈なので多分正しいってことにしておきます。
この判断基準の25%という数字は両者の実力が同じ場合なんですよね。相手が格上の場合だと低くなってもテイクです。大体20%くらいまではテイクみたいです。
じゃあ勝率20%ってどういう状況なのか?というと色々な場面がありますが一番わかりやすいのが
アンカーがある
なんですよね。よっぽどの場合じゃないとアンカーがあれば勝率20%以上なんですよね。例えば以下のようなバックマンが一番後ろで捕まっている場面でも勝率は20%くらいです。
・・・狙ったわけではないですけどぴったり20%になっちゃいましたね。
アンカーがあればギャモン負けしにくいですし、勝率も20%以上は基本的にあるんですよ。なのでアンカーがあればテイクですし、なければパスです。
アンカーが崩れそう、というのは強制ムーブでアンカーしか動かせる駒がない場合です。アンカーがないとギャモン負けする確率が上がってしまうのでパスすべき場合が多いです。
キューブを受けた場合について書いてきたんですけど今度はキューブを使う場合について。
キューブは
使いたいタイミングでご自由にどうぞ
くらいでいいと思ってます。テキトーかもしれないですがそんなに深く考えなくていいと思うんですよね。
もう一度書きますがバックギャモンでは
トゥーグッド/パス
ダブル/パス
ダブル/テイク
ノーダブル/テイク
の4場面があります。それぞれの場面について書くと
トゥーグッド/パス
→ダブルを使うべきではない場面。しかしミスをしてギャモン勝ちする可能性が下がることも多くあるためさっさとパスさせても構わないかと。
ダブル/パス
→ダブルを使うべき場面。
ダブル/テイク
→ダブルを使うべき場面。
ノーダブル/テイク
→ダブルを使うべきではない場面。しかし短期決戦は大歓迎なのでダブルしても構わないです。
上記のようにどの場面でもダブルしてもそれほど悪くはないんですよね。なのでキューブを使うタイミングはご自由にどうぞ、と思ってます。あと、
相手を悩ませるキューブは良いキューブだ
という格言みたいなのがあるらしいです。この基準でもある程度効果はあるらしく、対戦相手は結構悩んでくれます笑
もちろんダブルすべきでない場面ではダブルしないことに越したことはないですが、キューブで悩む時間があるのならムーブで悩むべきだと思います。
何回かこういう戦略みたいなことを書いているんですけど結局のところ小手先の技術であったりその場しのぎの付け焼き刃なのでまずは実力をつけましょうね、というのが結論だと思います。実力をつけるのって物凄く時間がかかる作業なので気長にやっていくしかないんじゃないですかね。
時間がかかる作業ではあるけど、時間をかければ身につくものだと思うので楽しみつつ地道に対戦や解析を繰り返していけばいいのかな、と思ってます。
・・・こういう書き方をすると「負けても楽しければいいじゃん」と思っているように思われるかもですが、全部の対戦では勝ちにいってますし負けたらやっぱ悔しいですからね!!!